自分にとってblogは人生の覚書。Art、映画、音楽に関するTopicsを新旧おりまぜ日々更新中。毎日ココロに浮かんでは消える想いなどつぶやきます。たまに旅をします。(c) jigenlove All rights reserved.


by jigenlove
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GUN’ZEない歌

思えば遠くへ来たもんだ
十二の冬のあの夕べ
港の空に鳴り響いた
汽笛の湯気は今いずこ

雲の間に月はいて
それな汽笛を耳にすると
悄然として身をすくめ
月はその時空にいた

それから何年経ったことか
汽笛の湯気を茫然と
目で追いかなしくなっていた
あの頃の俺はいまいずこ

今では女房子供持ち
思えば遠くへ来たもんだ
此の先まだまだいつまでか

生きてゆくのであろうけど
遠くへ経て来た日や夜の
あんまりこんなにこいしゆては
なんだか自信が持てないよ

さりとて生きてゆく限り
結局我ン張る僕の性質
と思えばなんだか我ながら
いたわしいよなものですよ

考えてみればそれはまあ
結局我ン張るのだとして
昔恋しい時もあり そして
どうにかやってはゆくのでしょう

考えてみれば簡単だ
畢竟意思の問題だ
なんとかやるより仕方もない
やりさえすればよいのだと

思うけれどもそれもそれ
十二の冬のあの夕べ
港の空に鳴り響いた
汽笛の湯気や今いずこ

                              『頑是ない歌』 ・・・中原中也・・・
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by jigenlove | 2005-11-28 00:27 | お唄