自分にとってblogは人生の覚書。Art、映画、音楽に関するTopicsを新旧おりまぜ日々更新中。毎日ココロに浮かんでは消える想いなどつぶやきます。たまに旅をします。(c) jigenlove All rights reserved.


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朝に朝の詩を読む・2

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僕は朝を愛す
日のひかり満ち亙る朝を愛す
朝は気持ちが張り詰め
感じが鋭どく
何物かを嗅ぎ出す新しさに飢えている。
朝ほど濁らない自分を見ることがない、
朝は生まれたての自分を遠くに感じさせる。
朝は素直に物が感じられ
頭はハッキリと無限に広がっている。
木立を透く冬の透明さに似ている。
昂奮さえも静かさを持って迫って来るのだ。
朝の間によい仕事をたぐりよせ、
その仕事の精髄を掴み出す快適さを感じる。
自分は朝の机の前に坐り、
暫らく静かさを身に感じるため、
動かずにじっとしている。
じっとしている間に朝のよい要素が自分を囲い、
自然によい作用が精神発露となる迄、
自分は動かず多くの玲瓏たるものに烈しく打たれている。

『朝を愛す』 ・・・室生犀星・・・
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by jigenlove | 2005-12-09 07:55 | お唄