自分にとってblogは人生の覚書。Art、映画、音楽に関するTopicsを新旧おりまぜ日々更新中。毎日ココロに浮かんでは消える想いなどつぶやきます。たまに旅をします。(c) jigenlove All rights reserved.


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タイラストナイト

実質的なタイでの最後の夜は、申し込んだアユタヤ一日観光がなぜか大阪のおばさんとおじさんと一緒だった。それはそれで楽しかったのだが情緒や感慨に耽る時間は過ごせない。印象深いのは終わりから一日前の晩だった。

始まりは前日、雨に降られ道に迷い途方に暮れた夕方に出会ったスペイン人、Alexだった。私と同じく雨に打たれ、道に迷っていた。曲がり角で立ち止まり歩き出したり、という私を見かけ、自分と同じだと思って声をかけてきたらしい。その日にバンコクに着いた彼は、泊まり先の電話はおろか名前も思い出せないと言う。

彼はマッチョでドレッドヘア、サングラスで赤と白のTシャツといういでたちでいかにも南国へ羽を伸ばしにきた欧米人だった。仕事は、と訊くとDJで近々東京へも行くと答えた。どこから来たか、なぜ迷っているかなどと話しながらなんとなく一緒に歩いて道を尋ねたりしていたが、私は郊外のウィークエンドマーケットへ行きたくて先を急いでいた。
時間がないの、もう行かなくちゃと告げるとアレックスはもし空いていたら明日カオサンのマックへ来いと言う。なぜ?と言うと、少し話せて君が気に入った。他の友人も大勢いてだべりながら過ごすんだよ、きみも来い。待ってるよ。アディオス。

その旅でまだカオサンに行ってなかった。
前回すでに行ったし、常にバックパッカーで溢れていて特に欧米人が幅を利かせ、だらだら酒を飲んだり割高な土産屋が軒を連ねているイメージしかなかった。それに今回は女一人旅、夜に繁華街を歩くのは特に日本人の私だと危なっかしい。

おまえが1人で旅行なんて危ない。タイなめんなよ?せめてハワイかバリ島にしろ、と2番目の兄から脅しとも忠告ともつかないアドバイスを受け止められていたのもあり、家族には今回の旅行を伏せていた。
慎重というよりむしろ臆病なことは自覚しているから、夜ホテルからは出ていない。
でも今回の旅で実質最後のその日の夜、マッサージ学校の試験を終えていったん部屋へ戻りシャワーを浴びると、着替えてタクシーに乗っている自分がいた。

街は夕暮れ、ライトアップが美しい。
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プミポン国王在位60周年記念祭で街の中心大通りはライトアップされている。
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by jigenlove | 2006-08-18 23:01 |